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ここ最近一つの童話が頭から離れない。
一度会社の同僚たちに語ると、誰一人として「知らない」と返ってきました。
なんでやねん!
と思ったので、知ってもらおうとここにその童話(?)を書き込みます。
ちなみにタイトルも内容もあいまいなので細かい突っ込みはしないでください。
私も知ってるよ~ってのが来ると嬉しいかも。
「長い名前」
ある若い夫婦に子供が出来ました。夫婦はその子供に「いよ(もしくは「かよ」)」という名前を付けました。
しかしその子供は生まれて間もなく死んでしまいました。
葬儀の時お坊さんが「名前が短すぎたのでこの子は早くに死んでしまったのじゃ。こんど生まれてくる子供には長い名前をつけなされ」と言いました。
何年かして・・・
その夫婦に待望の子供が生まれました。夫婦はそのお坊さんのところへ行って「こんどの子供は少しでも長生きできるように長い名前をつけてください」とお願いしました。
お坊さんは「あいわかった。この子に良い名をつけよう」と言いこのような名前となりました。
てきてきやてんてんや、もくもく入道ひら入道。もっきりこっきりモグラもぐもぐ、出たり入ったり茶碗に茶日尺(ちゃびしゃく)、杓子(しゃくし)の小助(こすけ)
という名前をつけられました。
ハイ、早口言葉で言ってみましょう。
その子供は10歳くらいまで元気に育ちました。
しかしある日川で溺れてしまい、一緒に遊んでいた近所の子供がその子の父親に川で溺れていると言いました。
父親はびっくり驚いて慌てて川へ行くと子供は溺れていました。
「お~い、大丈夫かー! てきてきやてんてんや、もくもく入道ひら入道、もっきりこっきりモグラもぐもぐ、出たり入ったり茶碗に茶日尺、杓子の小助やー!今父さんが助けるぞー!!」
しかし子供の名前を言っているうちに子供は川に飲み込まれ死んでしまいました。
「なんで死んでしまったんだ!長く生きてもらおうと長い名前をつけたのに・・・!」
そうしたらお坊さんがこう言いました。
「名前が長すぎたのがいけなかったのじゃ。もうちょっと短い名前をつけなきゃいかんのう」
・・・で。子供には短すぎず長すぎない名前をつけましょう。
という教訓を含んだお話なのです。
最後のお坊さんの言葉は記憶があいまいなので、「お前が長い名前にしたんだろが!」とツッコミをいれるようなことを言ったかどうかあやしいものです。
子供の頃、弟と一緒になってこの長い名前「てきてきやてんてんや・・・」を早口で一生懸命言おうと必死になっていたのを鮮明に覚えています。
今では滑舌練習に使用しています。
大丈夫、ハッキリとちゃんと言えるから(笑)
このタイトルなんか知ってます!
聞いた覚えが・・・!
覚えてる方がいらっしゃったよ!
嬉しいなぁ~
家族以外で、本当に誰も知ってる人居なかったんです。
「勝手に付けた話でしょ~」と言われる始末。
居ましたね。お話知ってる方いましたー!
ありがとうございます。
これでこのお話は私の記憶から作ったものではないことが証明できました(笑)
ありがとうございます!!
子どもの頃の記憶なので複数の話が混同されているかも知れませんが、
お話のカセットテープで聞いた記憶があります。
おじさんはお話を終えると海へ帰って行くのではなかったですかね?